女番長 野良猫ロック
(C)1970 日活
「野良猫ロック」シリーズ第1作。
土曜日の新宿の街は爆発する若者のエネルギーでむんむんしていた。その街に巨大なマシンをのせたオートバイにまたがり、ふらりと現れたブルージーンに身を包み、防塵メガネにヘルメットをつけたライダー・アコが轟音を轟かせて乗り込んできた。街を一周していた時、精悍な女・メイが荷台にまたがってきて、西口広場へ案内をせがんだ。西口の工事現場には2つのグループの若い女たちが激しく対立していた。メイが乗り込むや、他方の番長・トシエの合図でナイフとパンチの凄惨な乱闘がくり広げられたが、バギーを運転する勝也をボスにする黒シャツ隊がトシエ達に加勢してきた。それを見守っていたアコは素早くオートバイにまたがるや、敵を蹴散らし、メイ達を助ける。